チラシの裏の作り方
裏面は価値が低いか?
大手のショッピングセンターやスーパーでは、チラシの裏も同じようにカラーで商品広告に活用している場合は少なくありませんが、それだけ印刷費もかかります。
裏面が商品広告であっても、一色刷りにするとやはりインパクトは下がります。
裏面を、スタッフ募集や地図や売り場のレイアウトに使っている例もあります。
裏面をムリヤリ使わなくてはいけない、といっているわけではありませんが、裏面でも情報メディアとして活用しようという、情報力や営業力がない、というのも、淋しい気がします。
むしろ、裏こそ大事、洋服でいえば、すぐれた洋服は外から見えない裏地に良い生地を使っているのと同じです。
クラスターを考えた活用
「裏こそ、チラシの見せ所」と観点を変えてみると、いろいろなアイデアが湧いてくるはずです。
ひとつの考え方として、オモテは売りたい商品をドカンと載せて、ウラを生活者の側に立ってつくって見たらどうでしょう。
お客さまにはいろいろなターゲットやライフスタイルがあります。
もう少し若い人たちに来て欲しいと思えば、裏面を若い人たちだけに発信するのです。若い人たち向けのアイテムを載せる、若い感覚で思い切っておしゃれにデザインするのです。
同様に考えていけば、昼間働いている人に便利で簡単な調理法といっしょに食材を集める、小さいお子様のいる家庭向けに、食育を考えたメニューといっしょに野菜や魚を売る、亭主が酒の肴に喜びそうな食材を集める、メタボを気にする人のために低カロリーの食材を集める、などです。
それらをシーズンや商品に合わせてシリーズで行っていきます。
ひろいターゲットをいろいろなカテゴリーに分けて、特化することでお店の工夫も感じられます。
お客さまが参加する
裏面がふつうの広告ではオモテより下位に置かれがちです。
でも、お客さまの声が中心の情報なら、ついつい見るし、それは単色でも伝達できます。
お客さまにとって最も大切なのは、お店とお客さまに心の通った交流があること。お客さまの満足や要望を受けて、お客さまがお店づくりに参加していること。お客さまの声を聞いていただくというのは、生活者に社会参加の生きがいを提供することにもなります。
裏面をお客さまのページにするご提案です。
- 今月のお客さまの売れ筋ベスト10。
- 当店に寄せられたお客さまの生の声をご紹介。
- お客さまからの要望で、「ホームパーティ・メニュー」セールが実現!
- お客さまの声から生まれた「地産地消フェア」来月実施!
- お客さまのお料理アイデアコンクール、来月は「人参」と「かぼちゃ」をテーマに公募!
- お客さまの当店でのショッピングエッセイやブログを歓迎!
- お買い物川柳コンクール大賞発表!
裏面をお客さま用にするということは、お客さまとのコミュニケーションをはかることができるばかりでなく、お店全体の情報力やマーケティング力を高めることにもつながります。
企業イメージをPRする
目玉商品やお買得商品がびっしりのオモテ面ではなかなかアピールできないことがあります。
たとえば、企業イメージをアップすることです。
裏面を企業イメージのアップに使いましょう。
当店の経営戦略は、お客さまのニーズに応えること、地球環境の持続に参加すること、などの趣旨でさまざまな活用が想定されます。
- お子様のこころと健康を考えて「食育」を大切にしています。
- 地産地消で、ご当地の地域振興に貢献しています。(概して地産地消の商品は高い)
- 海外からの輸入品は、現地の生産者の生活や産業を支援するフェアトレード商品です。
- 子供たちにケーキづくりを体験してもらう「パテシェ」サロンを行っています。
- 当店は「家庭菜園」のサポートをしています。(野菜の苗や種や土やプランターも売る)
- ワインに合うパーティのおつまみをつくるクッキングサロン開催。
- 食事が楽しくなるCDをオリジナルでつくりました。お子様の食もすすみます!
いくらでもアイデアはあります。
企業イメージのアップは、お客さまの生活文化やエコライフのアップにもつながります。
